木口(こぐち)の修理について
太鼓の修理の際に革を外してみると、縁打ちなどによって胴の木口(ふち)が潰れて一部が欠けてしまっていたり、ヒビが入っている場合があります。
そのような場合はお客様と相談の上、木口入れ木をして補修します。
ほどよい粘りと強度があるケヤキ材を使い、入れ木をする箇所の土台をしっかり固めてから
ピタリとはまるように入れ木を施します。
ピッタリ!
(上から見た図)
胴の状態によっては修理出来かねる場合もありますが、この修理をすること
によって強度が保たれ綺麗に気持ちよく革を張ることが出来ます